電波時計が狂う原因と直し方!地震との関係は?

電波時計はクオーツ時計と違い、正確な時間を示す時計になります。
その電波時計が狂うことありませんか?

普通ならば時刻が狂うことがなく、時刻合わせも必要ありません。
地震との関係はあるのか?
電波時計が狂う原因とその直し方をまとめてみました。

電波時計

電波時計とは、秒単位で正確は時刻を示します。
国内に福島県と、佐賀県の2か所にある送信所から電波を受信してその電波を元に時刻が合わされます。

置時計ならば、1日に数回。
腕時計ならば、毎日午前2時に1回受信します。

電波を受信できない状態が続くと時刻が狂っていきます。

原因はいろいろありますが、地震は関係があるのでしょうか?

東日本大震災の際には実際に電波が止まってしまいました。
福島県の送信所に職員の避難命令がでて、電波が停止。

この時は、福島県の送信所から電波を受けていた時計は電波を受信できませんでした。

よく言われているのが、電波時計が突然狂ってしまうと、地震の前兆ではないのか?と言うこと。

3.11の前に電波時計が狂ったなどの話が聞かれます。

地震と電波時計の狂いの関係性は完全に否定はできません。
実際に、東日本大震災の際は電波が止まってしまったのですから。

東日本大震災の場合は、送信所が福島県にあるため、影響があったと思われます。
送信所の近い場所で地震が起これば、職員も避難しなくてはいけない状態になると思います。
職員がいなくなれば、もちろん電波は止まってしまいますし、電波時計が狂ってしまうのも当然ですよね。

その他の原因

・電池がなくなる
電池がなくなっては電波を受信することもできません。

・定期点検のため電波が止まる。
年に1回数日間行われます。
雷などが近づいているなどの天候的理由から電波が止まることもあります。

・受信できない場所に時計がある。
鉄筋コンクリートのマンションなどで、窓から離れた場所に時計がある場合受信できないことがあります。

・近くに強力な電波がある。
テレビ、パソコン、エアコンなどの電気製品は電波を出しているため
その近くに時計があると、その電波が邪魔して、受診できなくなります。

・故障
内部に水が入ったりすると故障か考えられます。

電波時計が狂ったからと言って必ずしも地震に繋がるわけではありませんね。

電波時計を正しい時刻に戻す方法

電場時計直し方

先に上記に当てはまる原因はありましたか?

受信環境が悪いのであれば、時計の場所を変えてみるだけで、直ることもあります。
その他の原因の場合は、電波を受信させなくてはいけません。
自分の住んでいる場所が福島、佐賀のどちらが近いか確認します。

多くの機種は両方の周波数に対応していますが、受診の周波数を変えることもできます。

晴れた日の夜に電波受信ボタンを押します。
夜の方が電波が届きやすくなるため、夜に行うのがベスト。
ボタンを押して一晩窓際に置いておきます。

電波の受信が成功すると、パラボラアンテナのようなマークとOKを表示します。
機種によってはこの表示が変わる場合もあります。

翌朝、携帯やテレビなどで比べると、正しい時刻に戻ったかを確認することができます。
1日で直らない場合はこの方法を1週間から2週間ほど様子を見ます。

それでも直っていない場合は故障も考えられるので、購入先に問い合わせしたり
時計屋さんで見てもらいましょう。

まとめ

生きていくうえで時計は大切なものですが、私は電子時計や、電波時計は持っていません。
携帯の時間が正しいので、良いかなと思っているですが、腕時計は手巻きの物を使っていて時計を合わせるのも少し早めに時刻に設定します。

秒単位まで正確な電子時計を一つもっていても良いかもしれません。
狂った時の対処方をしっかりと知っておくのは大切ですね。

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