ファスナー・チャックが両方外れた!壊れてしまった時の直し方!

ファスナーチャック外れた

お気に入りの洋服やカバンのファスナー・チャックが外れてしまって困ったことはありませんか?
ワンピースなど着ている途中でファスナー・チャックが外れてしまった時は本当に困ってしまいます。

カバンなどは修理に出すこともできますが、洋服の場合、ファスナー・チャックが外れただけで諦めてしまうのはもったいない。
自分で直す方法をまとめてみました。

ファスナーとチャックの違い

ファスナーとは「留める物」と言う意味がありスライド式の物を「線ファスナー」ネジやボルトも物を「点ファスナー」マジックテープの物を「面ファスナー」と呼びます。

チャックとは「チャック印」とういう商品登録名であって「巾着」をもじった名称になります。

丈夫で壊れにくいことからファスナーの代名詞になり、この名が広まったのは日本国内のみで、海外で「チャック」と言っても通じません。

ここではファスナーと呼んで説明していきますね。

ファスナーの構造

ファスナー構造

ファスナーはこの3つで構成されていて、各名称を説明します。

・エレメント
ファスナーのかみ合う部分。
こちらが欠けていたりすると全部取り替える必要が出てきます。
・スライダー
手で持って引っ張る部分。
スライダーの劣化(サビ)などで故障した場合は、このスライダーを交換することによって直すことができます。
・テープ
ファスナー専用に作られているテープでポリエステル製が多い。

ファスナーの両方が外れてしまった時の直し方

ファスナー外れた
画像ではファスナーが外れていない為、わかりづらいですが、ファスナーの一番下の部分です。

・ファスナーの一番下の留め金具の部分の糸をほどく。
・留め金をペンチなど使って外す。
・外れてしまったスライダーを両方同時にファスナーに戻す。
・金具を戻す。
・末端部分を縫って固定する。

この方法だと綺麗に直すことができますが、裁縫が苦手の人にはちょっと難しいかもしれません。
金具を無理に引っ張って外そうとすると、周りの生地を傷めてしまうことがあるので力まかせに引っ張ることは避けてください。

生地が破れたり、痛んでしまってはスライダーをきちんと戻せたとしてもファスナーを閉めた時に穴が開いてしまっているなんてこともありえますので丁寧に作業するようにしましょう。

ファスナーが動かなくなってしまった時の直し方

カバンのファスナーをしめる時に固いなって思いながら無理やりしめるとまったく動かなくなってしまう時がありますね。

さらに無理に動かそうとすると、壊れてしまう可能性もあり、ここは慎重になってしまいます。

・元の方向に戻してみる。

無理にしめたり、開けたりするのではなくて、逆に元の方向へ戻してみると動くことがあります。
とにかくこの時も無理やりすることは避けます。

あせって動かしてしまうと、ますます直らなくなってしまうので注意しましょう。

・潤滑油を使う。

サビかついていて動きにくくなっている場合は、潤滑油を使うことによって滑りがよくなり、動かすことができます。
注意しなくてはいけないのが、潤滑油を多く塗ってしまうことです。
つけすぎてしまうとシミの原因にもなります。

ファスナーが布を噛んでしまった時の直し方

スカートやズボン、シャツなどの布をファスナーが噛んでしまって動かなくなってしまうことがありますよね。
そんな時は

・噛んだ布を動かす

無理にファスナーを動かすのではなくて、噛んでしまった布の方を動かすようにします。
ゆっくりと布を引っ張りながらファスナーを動かします。

デニムなどの固い布を噛んでしまった時

ファスナーをドライヤーで温めることによってファスナーがやわらかくなるのでピンセットやマイナスドライバーなどを使って、噛んでしまった布を取り除きます。
温めすぎると、ファスナーが変形してしまうので注意します。

まとめ

ファスナーが壊れただけの修理を頼むと3,000円ぐらいかかってしまいます。

大事なカバンや洋服ならば修理を頼むのが一番簡単ですが、買った方が安いのではないかと思う時もあります。
上記の方法を使って自分で直してみてはいかがですか。

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