お墓参りの掃除の仕方は?お供えの花はどんな種類がいい?
お彼岸が近づいてきているので、お墓掃除をする方も多くいると思います。
お墓参りの時にお墓が汚れていると、仏様にも申し訳ないですよね。
みなさんはどの様に掃除していますか?
お墓の掃除
まず始めにしなくてはいけないのが、お墓の回りの雑草などを刈ることですよね。
いくらお墓が綺麗になっても、回りに雑草があっては台無しになってしまいます。
私はお墓掃除に行く時は、水を沢山持って行きます。
近くに田んぼがあって水が流れている時もあるのですが、いつも流れているか
分からないので、家から持って行くようにします。
たわしと、洗剤、タオルも必ず必要ですよね。
墓石に○○家などと彫られていますが、そこをよく見るとコケなどが生えていますね。
私はそこを丹念に掃除します。
後ろが土手になっているので墓石にまで土が乗っていることも多いので
そこも丹念に掃除します。
忘れてはいけないのが、花立や線香立ですね。
ゴミが溜まっていたり、コケで緑色に変色していたりします。
靴用の小さいなどを使うと奥まで届くので便利ですよね。
使い古しの歯ブラシを使うのもおすすめです。
全体的に洗剤で綺麗にしたら、水をかけて洗い流します。
タオルは濡らさずに、水をかけた後に、そのタオルで綺麗に水気をふき取るようにしましょう。
お墓にお供えするお花
この花でなくてはいけないという決まりはありません。
ただし、お墓参りには向かないお花もありますよね。
たとえば、トゲのある花、ツルがある花、毒がある花などは
一般的にお墓にはお供えしない花になりますよね。
故人が亡くなって間もない場合などは白を基調としたお花を選ぶと良いですね。
逆に、時間が経っている場合などは、故人がスキだったお花などを選ぶのも良いです。
バラはトゲがあるから控えた方がいいと言われていますが、故人がスキだった場合は、トゲを取ってお供えするのもアリだと思います。
どうしも、バラをお供えしたい時は、お寺様に相談するのも良いですね。
分からないことはお寺様に聞くのが一番だと思います。
全体的な決まりごとはなくても、お寺様にも考えがあると思うので
その考えや気持ちを聞くことも大事です。
私は仏壇屋に勤務していた時があって、よくお客様にも聞かれました。
どんなお花がいいのか?決まりはあるのか?
お寺様によっては決まりがある場合もあります。
私は供養と言うことが大事だと思っているので
故人が大好きだったお花をお供えすることをすすめています。
菊などが多い中、明るめのお花をお供えしている方も多くいます。
私だったら、自分が亡くなったあと、白の菊よりも、沢山のカスミソウの方が
嬉しく思いますよ。
ゆりなどの場合は花粉で墓石が汚れてしまったりします。
花粉を綺麗に取ってからお供えしましょう。
生花ではなく造花でも基本的には大丈夫です。
夏の暑い時などは、せっかく生花をお供えしてもすぐに枯れてしまうので造花をお供えしている場合もあります。
造花だと枯れない利点もありますが、仏事的に枯れてこそ意味がある、同じ時間は二度とこない、命には限りがあるという意味があるので生花をお供えするのが良いとされています。
その時の状況に合わせて使い分けると良いですね。
亡くなったばかりで、49日も過ぎていない場合にいきなり造花をお供えしてしまうのはどうかと思うのでそこは考えなくてはいけませんね。
今は花屋のほかにスーパーにも仏花を購入することができます。
お花は対になるように購入しましょう。
一つの場合は左側にお供えしましょう。
まとめ
お墓参りも大事ですが、そのお墓参りをするために掃除することはとても大切です。
綺麗なお花をお供えして、新たな気持ちでお参りすることも大事です。
先祖供養の気持ちを忘れずに、お墓参りをしましょうね。
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