水族館や海が怖い恐怖症とは?原因と克服法

水族館怖い

水族館が怖い、海が怖いって思っている人がいるのを知っていますか?

水槽が怖い、魚が怖い、水が怖いなど理由が様々あります。
恐怖症について原因と克服法をまとめてみました。

水恐怖症

水族館や海が怖いと聞くと初めに、水恐怖症を疑います。

水恐怖症は水に入ることが怖いと感じる恐怖症です。

プールや海に恐怖を感じることが多いのですが、中にはシャワーを浴びただけで恐怖を感じる人もいます。

原因として考えられるのが、子供の頃に海で溺れかけた経験があったり、無理やりプールに入れられてしまった経験がトラウマになっていることが考えられます。

その他に溺れた経験がなくても、水の中に引きずり込まれそうなどと思うことから恐怖症になってしまう場合もあります。

水族館や海が怖い

こういった場合は、水槽が怖かったり、魚が怖いと感じる恐怖症かもしれません。

水槽が割れるかもしれないと恐怖したり、閉所恐怖症や、暗所恐怖症の人たちはアーチ型の巨大水槽を見ると恐怖を感じたりします。

小さい水槽であっても、レンズのような動きをするため、じっと見ていると気分が悪くなってしまう人も注意が必要です。
魚恐怖症とは、魚自体が嫌いで、テレビに映っているのも見たくない、食卓に出ているのも嫌などの症状があります。

閉所恐怖症

さまざまな恐怖症の原因

恐怖症にはさまざまな種類があり、うつ病やアルコール依存とともに、心の病気のなかでは頻度が高いものになります。

女性が多く発症する傾向があり、発症率は約10%前後にもなります。

恐怖症では、恐怖の対象に接すると、強い不安や恐怖、場合によってはパニック発作が起こることも。

症状が悪化すると、対象と遭遇するのを恐れ外出ができなくなってしまったり、日常生活に支障をきたす場合もあります。

原因として、その対象に恐怖を抱くようになった時までさかのぼります。

水恐怖症でも話した通り、幼い頃に溺れかけて、水が怖くなってしまったなど

多くの場合は、トラウマからきてることがあり、そうでない場合もあります。

そういった場合は心の葛藤が反映されている可能性があります。

原因の一つとして、体質的な要因がある場合もありえます。
魚を食べて蕁麻疹が起こってしまったりすると、誰でも魚が怖くなってしまいますよね。
体質的に魚のアレルギーが恐怖に変わってしまうのかもしれません。

恐怖症の治療法

怖い物に近づかなければ、恐怖を感じなくてすむので、生活に支障がないのであればとくに治療するまでの必要はないと思います。

恐怖の種類によっては対象を避けることができない場合もあり、たとえば水恐怖症でシャワーを浴びるだけで恐怖を感じる人は、お風呂にもゆっくりと入ることすらできなくなってしまいます。

こういった場合は治療をすることをおすすめします。

心の病気なので、精神科を受診します。

個人の症状によっては、薬物治療も行われ、不安が大きい場合などは、抗不安剤などを処方されることもありますが、個々によって症状も違ってくるので、状況に応じて処方されますね。

完全に治ることは難しいと思いますが、恐怖を覚える対象に慣れるように治療していきます。

精神科への抵抗からなかなか受診しにくいと思う人もいると思いますが、出来るだけ早期に治療するこが望ましく、症状をそのままにして、うつ病やアルコール依存などの合併症を起こす場合もあるので、治療を先延ばしにはしないようにしましょう。

まとめ

日本人は何かに恐怖すると思っている人は多くいると思います。
日常生活や仕事に影響が出てしまってはほっておけない問題で、周りの理解も大切だと思います。

症状が悪化する前に、一度精神科を受診するようにします。
また、身近な人にこういった症状で悩んでいる人を見かけたら、治療するようにすすめてください。
一人で悩んでいるのは本当に切ないことですね。

スポンサーリンク

コメントを残す

サブコンテンツ

このページの先頭へ