地震対策!家具や食器棚。最低限必要な持ち物は何?
熊本地震、震度7クラスの地震が観測されました。
熊本では現在も避難者が多くいます。
阪神淡路大震災から新潟中越地震、東北地震と震度7クラスの地震が起きる間隔が短くなっていると思いませんか?
またいつ大きな地震がどこで起こるかもはや他人事ではありません。
地震対策と大きな地震に遭遇した時、何を持って行けばいいのかまとめてみました。
地震対策
地震はあなたがどこにいる時に発生するかわかりませんが、家の地震対策は真っ先に行いましょう。
家具の転倒を防ぐ
1995年に起きた阪神淡路大震災では負傷者の46パーセントが「家具の転倒、落下」が原因でした。
家具や家電が凶器になりえるということです。
家具の固定をして、ガラスが飛び散るのを防ぐことによって、震災の時、怪我を予防できます。
天井と家具の隙間に、ポール式器具。
家具の底面にはストッパー式器具とマット式器具を設置するとL型金具と同様な強度になります。
家具の配置を変えるのも効果的です。
寝ている所にタンスなどが倒れてこないように、家具の向きを変えます。
倒れた家具が出入り口を塞ぐような場合は避難の妨げになるため、配置を変え、火気周辺にも大型家電や家具を置くのを避けます。
その他にも上下が分割されている家具
たとえばカラーボックスなどを二段にして積み重ねているなどの場合は対策が必要です。
地震の時に上下に揺れて、上部が落下する危険があります。
上下の連結部分をしっかりと固定するようにします。
引き出しや、扉がついている家具
地震の揺れによって中身が飛び出して食器が割れたりすると、それを踏んで怪我をする恐れがあり、このような家具には飛び出し防止器具を使用しましょう。
特に食器棚は必ずやっておくようにしましょう。
照明器具
吊り下げタイプの照明器具は注意が必要。
落下する恐れがあるので、チェーンなどで補強したり、天井直付けタイプの照明器具に交換するようにします。
窓ガラス
カーテンを引いておくと、割れたガラスが部屋中に散らばるのを防ぐことができます。
液晶テレビ
最近では大型の液晶テレビがご自宅に置いてある方も多くいますね。
この大型の液晶テレビも凶器になってしまいます。
専用の器具を使って固定したり、粘着性のマットをしいて落下するのを防ぎます。
テレビや大型家電は窓から離れた場所に設置して、倒れた時に窓ガラスに当って
ガラスが割れるのを防ぎます。
避難する時の持ち物
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地震が起きてから必要なものを揃えるのはパニックになっていて難しく、大きな地震の時は余震も心配になるので、避難することを優先しなくてはいけません。
普段から地震対策として必要な物を用意するようにしましょう。
最近では防災グッズ非常用持ち出しセットなどが販売されています。
その中でもおすすめなのが、被災者、防災士が厳選した30種類の防災グッズがセットになっている、地震対策30点避難セットです。
携帯の充電もできる多機能ライトから、5年保存の保存水カンパン、簡昜トイレ、カイロ、救急ポーチなどが揃っています。
すでに防災グッズを揃えている方は中身を再チェックしてみて不足分を補充するようにしましょう。
自宅に常備する物
地震の時はライフラインが止まってしまうため、最低でも3日分の飲料水を確保しておくようにします。
飲料水は2L×人数分×3日分
トイレが水洗トイレだと、飲料水の他にも水が必要になりますね。
食料は缶詰やレトルト食品など。
カセットコンロをガスコンロがあれば、ガスが使えなくても、温かいご飯を食べることができます。
忘れてはいけないのが、ラジオと乾電池。
携帯も使えなくなってしまうと、情報を得ることができないため、ラジオが必要になります。
まとめ
地震は日本に住んでいる限り避けることは出来ないかもしれません。
しかし、対策をしているのとしていないのでは命に係わることもあるため、対策はきちんとするようにします。
避難する時に必ず家のブレーカーを落とすのを忘れずに、通電した時にブレーカーが上がったままだと、火災が起こる可能性もあります。
身を守る術を知るようにしましょう。
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