富士山の山開き2016!登山の時期とその期間は?

富士山山開き
世界遺産にも登録された富士山。
沢山の人が富士山に登っていますが、簡単な山ではありません。

体力的な問題もありますし、富士山について知っておいた方がいい情報もあります。
富士山の山開きの時期とその期間をまとめてみました。

富士山の山開き

富士山の山開きは毎年7月1日になりますが、その山開きは登山をする人のためのものではなく、富士山を信仰している人たちの宗教的行事になります。

山開きをしていないから登ってはいけないわけではないのですが、通常この時期から山小屋の営業が始まるので、登山するには山開きをした後の方がおすすめです。

山開きの前だと、山小屋もトイレもないため、上級者以外が登る場合は避けた方が良いでしょう。

登山ルートによって登山道の開通期間が異なります。

・山梨県側(吉田ルート)
2016年7月1日から9月10日

・静岡県側(富士宮ルート・須走ルート・御殿場ルート)
2016年7月10日から9月10日

残った雪の状況や気象状況によって変更されることがあります。

富士山の登山シーズン

梅雨明けの7月下旬から8月末まで。

7月の上旬だと、天候が不安定でせっかくの登山なのに天候が悪いと眺めも良くないので梅雨明けの晴れた日に登山するのがベストです。

9月になると気温が下がってくるため、8月中が良いでしょう。

ただし、ベストシーズンが短いため、週末やお盆休みになると大変混雑します。

山小屋も予約でいっぱいになってしまうため、早めに予約を取るようにします。
お盆時期の天気の良い日は8合目付近までは渋滞も覚悟しなくてはいけません。

富士山の入山料

2013年から試験的に徴収され始めて、2016年も任意で1,000円の入山料になります。
2014年の入山料徴収が想定を下回り、2015年も横ばいになり、徴収時間の延期などの対策が発表されています。

おすすめ登山ルート


※クリックで拡大します。

道迷い防止のため、各ルートが色わけされます。

吉田ルート(黄色)
登山下山が別な道になるので、すれ違いのストレスがなく、利用者が一番多いルートになります。

須走ルート(赤)
樹林や草地を通ることが出来るルート

御殿場ルート(緑)
登りも、下りも一番距離が長く体力が必要ですが、下りの大砂走りは人気で下山だけこのルートを取る人が多くいます。

富士宮ルート(青)
車で5合目の標高4mまでいけて歩くには一番短い距離になりますが斜面が一番きついルートになります。
吉田ルートの次に人気があります。

車で行く場合

各ルート5合目までは車で行くことが出来るのですが、山開きの期間のほとんどは御殿場ルートを除いてマイカー規制がかかります。
よってこの期間は裾野にある駐車場で車をとめて、タクシーかシャトルバスで5合目まで行くことが可能です。

シャトルバスは早朝から夜まで30分間隔で運行されているので乗り切れないことはありません。

駐車場の料金が1,000円
吉田ルートからのシャトルバスが片道1,440円となります。

富士山登山の注意点

携帯電話
山開きの期間中は携帯3大キャリアの電波が届きますが、電源はないのでバッテリー切れに注意が必要です。
ちなみに、山小屋でも電源は借りることができません。

緊急時に備えて、予備のバッテリーを持っていく、使わない時は電源を落とすことがおすすめです。

富士山の5合目から上は国立公園特別保護地域になっているため、植物、鉱物を取ったりすることが禁止されています。
自然のものはそのままにしておくための法律です。

まとめ

富士山初心者には富士山登山ツアーに参加して、登山用品のレンタルやガイド付などを利用するのも良いかもしれません。
登山する前に体力をきちんとつけ、高山病の予防などもしなくてはいけませんね。

富士山の登山自体は365日できますが、シーズン以外の登山の時は登山計画書を提出する必要があり、登山上級者向けなので、初心者はシーズン中に安全に登山することをおすすめします。

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